ネットワークに来たらあまりにも多人数いることで,ちょっと前まで恥ずかしかったことが恥ずかしくなくなってることもある。そのための人数を集めることができながら,それ以外の人たちとの接触は防げる,だからこそ,使い道があることもある。
quote:警察はグーグル社のオーカット(orkut)でのチャットを監視したあとに,10人のブラジル人を麻薬乱用の容疑で逮捕した。ロイターは,オーカットを使用して麻薬の販売を行っていたと伝えている。オーストラリア国立大学の教授であるロジャー・クラーク氏は昨年,プライバシーを理由としてそのようなサービスの利用について警告を行った。
なるほど。いくつかあるソーシャル・ネットワーク・サービス(SNS)はちょっと隠れて悪いことするのにももってこいなのね。まぁマリファナやエクスタシー程度を売ったからって逮捕なんかしても,世の中さして変わらない気もするけど,オーカットは基本的には本名以外禁止で,匿名者には情報を求めると云うSNSであり,ハデハデしく悪事を働くこともできないとも思うけど。…となると。日本を含めたあちこちのSNSは,あれこれしたい人にとってあれこれ都合のよい場所になりそうな。
きいた話だと,一部のSNSではゲイの人たちのコミュニティが活発なんだという。不用意に見知らぬ人と接せずにすみ,ちょっと距離をおける場所となるので,やっぱり都合がいい部分が大きいのだろう。人に話したら嫌な顔をされたことがある,というようなことがある人は,SNSに活動の場を求めるのも手なのかもしれない。まぁ個人的には,ネットワーク内で寄り固まって隠れてもあまり意味はないと思うけど。
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